Hurricane Rita

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米国ではHurricane Rita, わが国では台風ウン号が話題をさらっています。どうも昨年から台風やhurricaneの発生数、威力ともが大幅に増しているように思われます。 これは紛れもなく地球温暖化のなせる業でしょう。各国の早急なCO2の低減化を期待したいところです。 

さて、米国通の方はご存知とは思いますが、米国でのhurricane(大西洋やメキシコ湾に到来するものがこう呼ばれます)の名前には伝統的に女性の名が使われていました。 もちろんKatrinaやRitaは女性の名前ですよね。
ただし、現在では男性名女性名と交互に使われているそうです。第1号がAで始まる女性名、第2号がBで始まる男性名といった具合にです。ここら辺もさすがにLady Firstのお国柄ですね。

なぜ女性名のみから男性名も使われるようになったかはよくわかりませんが、やはり Gender equality の時代に習ってこうなったものと思われます。
ただ、筆者の興味のあるのは、女性の名前のみをつけることが果たして、女性蔑視とされたのかはたまた男性蔑視とされたのかという点です。 筆者の幼少のおりの感覚では、Hurricaneのような凶暴性と女性の時たま見せる「それ」をなぞらえたものかと思っていましたが、どうもこの名前をつける目的は、国民の注目を得やすいように愛称としてつけていただけだという言い訳のような説明をよく目にします。

ちなみに2005年の、米国でのHurricaneの命名法は次のようになっているそうです。
1 Arlene
2 Bret
3 Cindy
4 Dennis
5 Emily
6 Franklin
7 Gert
8 Harvey
9 Irene
10 Jose
11 Katrina
12 Lee
13 Maria
14 Nate
15 Ophelia
16 Philippe
17 Rita
18 Stan
19 Tammy
20 Vince
21 Wilma

これで見るとKatrinaは11号、Ritaは17号で、両方とも女性名なのは偶然のなせる業のようで、特に凶暴性?(Sorry)とは何のかかわりもないということがわかります。

わが国でも男女雇用機会均等法が施行され、労働の世界でもますます女性に対する配慮が一般的になってきています。 真の意味で男女が平等に働けるような労働環境を作っていきたいものであります。



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