社会保険庁職員の賞与返上について

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年金記録問題にからみ、社会保険庁職員の賞与返上について連日マスコミ報道がなされています。この件については賛否両論があるようですが、筆者は、どうも問題の責任がすりかえられているような気がします。

ずさんな年金記録の管理は確かに国民にとって大問題ですが、その責任を現在の職員のみにとらせようとすることにはいささか疑問があります。本当に責任のあった人たちはすでに退職しているのかも知れませんし、厚生労働省の関連部門の職員も責任があるでしょう。 いまの多数の若い職員には直接の責任はないのではないでしょうか。 真に責任のある人は名乗り出るように勧告を出してみてはどうでしょうか。 

筆者の中学生時代の思い出ですが、クラスで悪いことをしたものが出ると、全員が正座をさせられて、懲戒を受けた記憶があります。欧米ではこのような全体責任の考えかたはあまり見られません。本当に責任のあるひとに責任を取って欲しいところです。トカゲの尻尾きりに終わっては欲しくないものです。



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